アジアの空の下で

バックパッカー体験記

   11月 02

値段交渉はゲームじゃない

インドをはじめとしたアジア各国にいると、値段をふっかけられることが多い。
旅を始めた頃はぼったくられてはなるものかと、必死に値段交渉をしていた。

インドでサイクルリキシャーに乗るときもそうだった。
(サイクルリキシャーとは人力車の動力が自転車になったもの)

乗る前に目的地を告げ、値段を聞く。
適正価格より高かったら(長い間インドにいると、なんとなくわかってくる)、値段交渉開始。
少しでも安くしようとがんばった。
それはゲームのような感覚だった。

夏の暑い日、私はサイクルリキシャーに乗っていた。
自分の親くらいの年代の人が汗をダラダラかきながら、リキシャーを漕いでいる。
その姿を見て日本にいる親を思い出した。

この人も家族を支えるために、毎日必死で働いている。
そんな人を相手に私は、たかが30円値段を下げることを楽しんでいたのか。

なんだか虚しくなり、それ以来私はよほどふっかけられない限り、言い値で乗ることにした。

YouTubeにあった、「バラナシでサイクルリキシャーに乗ってみた」。

インド バラナシ サイクルリキシャ 1


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